2012年2月8日水曜日

2012年 阪急うめだ本店「バレンタインチョコレートお味見会」 ラスト



クラブハリエ山本シェフの実演が始まりました。

昨年3.11当日、実は骨折をしていて療養中だったという山本シェフ。
治癒後、バウムクーヘンを持って被災地を訪れたそうです。
もちろん喜んでいただき、シェフ自信も元気をもらったそうですが、
しばらくすると状況が変わってきたそうです。

「支援より、未来が欲しい。」

阪神淡路大震災のときと同じく、状況は時が経つにつれて変わっていくのですよね。
そこで、「一時的な支援ではなく継続的な支援を」。
と考えて、東北の素材を使ったショコラが誕生したそうです。
それが東北6県の特産品を6粒のチョコレートに仕上げたセッ ト“Tohoku”。
(前回の記事の写真です)


実演は、すべて食べらる素材でつくられたものです。
すでに作られていたパーツを、みんなの目の前で、組み立てていくんです。
チョコ同士を引っ付けていくので、写真左の手前にある金属のパネルみたいなのが
いわゆるヒーターになっていて、パーツの端をそこで温めてチョコを溶かし、
本体のほうには、バーナーでチョコを緩めてそこにすばやく引っ付けるんです。
そして間髪いれず、スプレー式の冷却材で一瞬にして引っ付けたところを
冷まして固める。というほうほうで、それぞれのパーツを根気良く組み立てていって
右側の写真が出来上がり!


地球から新たな誕生を。
地球から卵が、そして卵からヒヨコが誕生するという、
全てチョコでできた作品が組み立てられていきました。

技も根気も必要・・・ですね。^^;